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日記、コンピュータ、備忘録、書きたいことを書きたいままに。気まぐれに更新中。

新幹線はサンドイッチ、メントスと共に

 新年あけましておめでとうございます。今年も良い一年になると良いですね。新年早々の投稿は散文です。

 今年は実家に帰省をしました。本当は面倒くさかったことや、新型のアレと亜種の影響もあって見送ろうと考えていたのですが、仕事をしていると帰省することも難しいので、今のタイミングを逃すとまた数年帰ることが難しいと思い、帰省と相成りました。

 実家は岐阜県にあるので、東京から岐阜への移動は必然的に新幹線です。片道2時間弱の電車移動になるのですが、学生時代の就職活動から始まり今までの帰省があったので、そこには何か儀式めいた慣習が生まれてきています。

 新幹線で味わうグルメとしては、カチカチに凍ったアイスが有名ですが、私の中では「サンドイッチとメントス」と相場が決まっています。これ、何が理由でこうなったのかは分かりませんが、品川駅で乗車券を買った後、決まって売店で購入するのはサンドイッチとメントスなのです。

 そして新幹線の中で販売している煮詰まって美味しくもないコーヒーでサンドイッチを頬張り、おなかが膨れて口が寂しくなるとメントスを口に放り込みもぐもぐと口を動かしながら代わり映えのない車窓を眺めます。

 代わり映えしない車窓に嫌気がさすと、喫煙室に行きタバコを飲み、喫煙室から見えるこれまた代わり映えしない車窓に一息つきます。そして気がつくと岐阜羽島駅に着いているわけです(たまに名古屋からこだまかひかりに乗り換えるので「気がつくと」と書いてしまうと少し語弊があるのですが)。

 そんな代わり映えしない電車の旅なのですが、私の実家には大きな変化が訪れていました。実家の半分がリフォームされ兄弟に配偶者ができたことから、新しい家が建っていました。

 20数年生まれ育った家やその庭の形式がガラリと変わっていて、実家に帰ってきたのに、ここが実家のように感じません。庭には知らない新築の家がたたずんでいて、記憶の中にある景観がそこにありません。まるで、家族の中で私だけが記憶の中の虚像に囚われているようで、なんとも言えない気持ち悪さの中、新年を迎えました。

 東京に住んでいると、家の近くにあるお店やアパート・マンションがめまぐるしく変化することに何ら違和感を覚えないのですが、やはり自分が生まれ育った場所に大きな変化が訪れると、心に来る物があるのでしょうか。色々と昔を思い出しセンチメンタルな気持ちになっていました。

 そんなことを考えていたらもう三が日も終わりが近づいてきました。明日から仕事の方は頑張ってください。では。